桜の咲くころに土も作る

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全国で桜の便りが届いて暫くすると高地でも桜が咲き始める 僕のお気に入りの山林にも春が訪れた。昨年からコツコツと密林になっていた場所を開拓しているのだ!これは田舎だからできる遊びなのかもしれないけど結構開拓には時間と体力の消耗が激しく失われます。

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ここへ自宅から持ってきた草をこの春1tバック2つの2tも草を運んだけど

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こんな、つつじの下からにょきにょきと、レンゲ草が花をつけてきて後回ししてた分を集めると、もう1t分は草が出そうな感じです。草は、日陰に積み上げてここに落ち葉と木を重しにして数年放置しておくと腐葉土として使えるといった感じで、2年経ったら畑の土に使う予定です。このお気に入りの山林は昔は田んぼでしたが、放置してあったので密林になって木々が生えてしまったのでチェンソーで切ったりして切り開いて外回りを1年かけて歩くと1週1㌔以上を開通しましたので今はうちのワンコと時々散歩して今後の計画を模索中でもある。春の草取りがひと段落するころには次は芝刈りや植木の手入れ今日は、草取りついでに、この時期がチャンスとみて茶ノ木の剪定をしました。風通しを良くして5月の新芽を摘んで自家生茶なんぞを楽しみたいと頑張りました。茶ノ木は昨年冬に白い花をつけてました。今日あまり見ない草を夕日が沈むころに見つけた

新しい草の名はバレリーナ

どうやら、最近になって漢方薬が、国内で栽培され始めた様だ。なぜか国内で

自生している草が国内ではなく海外から輸入していると言うことだった。漢方ブームや固定した薬草農家が無かったとか? まぁ、全国にそれだけ農家をしたい人が減ってしまったと言うことでしょうね。僕も元々は農家ではないし、父の実家は農家でありながら、田畑を親戚や知り合いにお貸していて昔から作って無かった話しを聞いたことがある。この様な話は全国にたくさんあり、今はお金もかかる高齢化で離農する人も多いそうですね。僕もやるまではトラクターとか気軽に買えて安いと思ってたら実はスーパーカー並みの最新マシーンで1300万円ですから全セットを新車で揃えたら家が買えてしまう金額です。なんか最初のイメージとまったく違ったのであった。まずは草をちぎって、抜いて、草を刈ったことで判ったことがたくさん出てきた。これも奥深くて、例えば根を抜くには土をおこしたりして引っこ抜く時に土質がちゃんと判ってくる。ただトラクター使っても土質はよくわからないけど手作業だとしっかりと理解できます。等々と実にたくさんの農業の為の知識を得られます。さて、近くの桜の名所に桜が満開になりました、その桜が咲くと虫も湧き出て耳元でブーンとうっとしいけど、これで寒い冬までにやっておかないとならないことが少し判ったかもしれない。

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今日は朝から、モミジが葉をつけて来たのでモミジの下に生えてきた「みちたねくさ」と言う草を取ることにしました。耳元でブーンと飛び回る蚊などに効果があるかは不明だけど、きれいにしたらミントを植えてやろうと計画して開始しました。この「みちのたねくさ」白い花をつけてました。草取りの中では比較的簡単に取れやすい根っこを少しおこしたら真んの芯を摘まんだらおとなしく抜けてくれます。

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根っこは、生えたぶんだけ根を真下に向って太くなっていて楽に取れる草です。この草のバランスが何とも不思議で、枝の部分に種がついてて土に近い部分はスカート見たに葉があり先っぽに花を咲かせるといったいでたちです。新しく名前を付けるなら、きれいに言えば、春のバレリーナかなぁ?ほら写真見たら、根が足でつま先で踊っている様見えないか? そんなことを思いながら、たくさんのバレリーナを抜いて袋に詰めていくのであった

 

使用方法

桃太郎は、キビ団子をお婆さんに作ってもらって鬼退治に行った話は子供の時から知る戦いの話である。あれも草と草の組み合わせで作った草の武器を使いホイラーの法則で釣って味方にしたとも思われる。戦国時代にも当然草を武器して戦った訳で、これってもの凄い戦力になっちゃうよね。この先もこうやって人は草を使って子孫を残して草と共に生きていくんだね。この文章で違うことを考えた人も居る?たとえば、桃太郎の様な童話なのに、戦略方法を学ばしているとか、戦国時代には米を財源にして人を動かしてたんだとか、自然の草から毒を絞り矢先に塗り使ったりとか、本当に草一つの話で奥が深い。もちろん草は戦いの武器だけでなく体を作り出す食料であったり、アロマの様に匂いを嗅いで癒されたり、虫などから身を守る為に煙を作ったり、他にも直接塗りつけて怪我を治したりできるところが、生き物全てに、この草の恩恵を受けていることが判る。そう言えばインドネシアに行った時に足を捻挫した時に治せる方法があるから、と言われて科学的な根拠のない石臼で何やら臭い草を汁が出るまですり潰して、神に祈って祈祷師らしき人物が何やらぶつぶつと唱えて足に塗ってマッサージされて、貴方はもう治ったとか言われたんだけど、どころか、痛くて死にそうになり一時帰国して病院に行ったら、患部を刺激して悪化したと言われて薬渡され、安静にしていて下さいと言われた苦い思い出もあり、それ以来僕は信じなくなったのも言うまでもない。しかし、現在でも、世界中にそういう不思議な魔術や伝説って今も実際にある。病は気からですか?  

野獣とも戦う

それは、人だけが愛する草ではないのだ。事件は畑でも起きていた。前日に台風の様な低気圧が勝手にやってきて大きな風が吹いて何度も何度も風は畑の横の木や畑を叩き、やがて木々の枝を折って地表の畑に差してある支柱をなぎ倒してしまったのであった。倒れただけでよかったのにと近くに行って見ると

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なってこった! 何者かの足跡とやっと生まれたばかりのピーマン、じゃがいも、トマト、胡瓜、茄子の枝葉が食われている 僕の大切な食べられる草達の首がない状態だった。しかも掘り起こされている。これは黒い豚野郎の仕業と思うと腹が立つやら、この怒りをどうしてやろうかとか、頭の中を反撃でいっぱいになった。

黒い豚野郎は足跡から見て単独のイノシシだと判断できた。しかも新人だろう

奴の気持ちになってみた。「あれっ!ラッキー柵がねぇーじゃん!しょぼい草だけど食っていくか!ムシャムシャ、まだ早かったなぁ。今度、大きくなったら食いに来るか・・・芋もまだ豆サイズだし、あっちのタケノコでも探すかなぁ」とか思ったんだろう、食い方が下品

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まだ、こんな豆サイズの赤ちゃんの芋を鼻でこじ開けて小さすぎて放置していた。

たしか、ここには鹿、サル、キツネ、タヌキ、イノシシ、リス等も居るけど、少なくなったと聞いていたので特に簡素な囲いしかしてなかった。簡素な囲いでは木が折れる風では持たなかった。草以外の思わぬ野獣との戦いも増えてしまった。手っ取り早く電気柵にするかと考えたが、網のが、費用は安価だから囲ってから次の作戦を考えようと思って即実行した。

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そして、いつか復讐してやろうと心の中で思い、先に仕留めた時の猪鍋を想像して見た。歴史から見ると草で戦争も起きている。いわゆるケシの実から生成される麻薬でアヘン戦争が有名で石器時代から吸引してラリってたらしい。麻酔とか、ほとんど草から生まれているのも事実です。

草を最初に食べ物として

昨日のレンゲって色々と食べられる様で、食べている人も商品もあることを知った。そもそも人は草を食らって生きる生き物でもあるんだよね。なんてったて米も麦も草だよね遠い昔にこの草を食べれると知って主食にしたってのも凄い話ですよね。なんでこの草の種を食べる行為をしたのかとか考えると不思議。想像してみた。それまで狩りをして肉を食べてた人が、お腹すいて草むらに空腹に倒れたところに口に米の稲穂が口元にあって食らいついたら甘くておいしくて体力が回復したとか? それが、固いので川の水でふやかしたら柔らくて美味しかったのが、更に竹にいれて火であぶったら更に美味しくて流行したとかかもしれないよね。つまりこれって人類の料理の始まりでもあるんじゃないの?なんて考えたら草って凄いよね。そして僕らに流れているDNAは、草を受け入れて大きくなったなんて考えたらもっと面白い話なのかもね。そういえば、インドネシアの山奥とか、ほぼ裸の人達がいて槍とか持ってた村に行った時にバナナの皮に包んで魚と米だと思うけど包んであぶって食べてたのを見たことを思い出した。更にタイの山奥にも竹にもち米とサトウキビを入れて焼いたのもあった。世界各地でこうして草文化は、交流によって料理の進化をしてきたかもね。米の文化は、アジア中心なのか?そういえばあのエジプトでも砂漠に接する部族があって、ハトに炊き込みご飯見たいなもち米を入れて焼いたのは最高のもてなしとか言われて食べたことも思い出した。肉は少ないけど、味は美味しかった。同じエジプトの町中で麦と麺やミートソースをくちゃくちゃにした料理もあった。このあたりが米と麦の境なの? そんなことを考えたら行って見たくなったけど、そのうちどっかの局が紹介すれば行かなくて済むかもとか思ったりした。パンとか麺類文化は、最初はどこから始まったのか?調べてみたいよね。あの麦! つまり草は、麦って聞いてビールと思った人は相当酒好きなんじゃない、もちろん米と聞いて酒と思った人もそうだよ、更に芋でもサトウキビも草であって、あれがアルコールになるなんていったい誰が作りはじめたんだろう。またまた想像してみたら、こうだった。たまたま台風で大雨が降って草むらに隠れてた人が草で倒れた。しかし、台風も去って何日も熱かった。草も腐敗して発酵したころに気を取り戻したら、口に発酵したアルコールになったラム酒だったとか? つまりさとうきびは熱いところで育つし、見た目のまま草だしね。あれ?ちょっと無理があったかもしれないけど、ほら、違うよって思った人もいるよね。実は既に麦作りしていた人が作り過ぎて山積みにして放置してたら発酵して生まれたんだよって思った? いやいや、大食いが食べすぎてゲロったのが発酵したんだよとか、なんかいくつもの理由があったと思えばさらに草の魅力を感じてしまうかもね。

占領される草

2017年4月10日仏滅の曇り空で気温も低く、朝から予定外の仕事が入って予定外の車の運転や移動が苦痛な1日で午後おやつの時間に久しぶりに山奥に草刈りをしたところを見に行ったら、春だから草が生えてきてた。草との戦いは3月の中旬から今年は始まった。あちこちの山に行っては草刈り機で戦いしていた。しかし、4月の芝生のあちらこちから種類豊富な草が占領してきたのであった。考えて見れば今まで小学校や中学の清掃の時間に草むしりしたり、会社に店の前位しか本格的に草刈りなんてしたことはなかった訳で人生の中で10回くらいかもしれない。本格的な草の戦いは去年から土いじり全般を趣味に入れたことが戦いの始まりになった。最初は草なんかちぎれば取れると言う感覚だったが、甘かった。海外のビーチに生える芝生が綺麗で、あんな風に芝生をしようかと思って触り始め一生懸命にちぎるのではなく、根からガリガリと小さな三角草刈りカマでやり始めて芝をはったのであった。冬には草はあまり見なかったが、あれから5ヶ月経ったら奴らが占領してきたのだ。

 

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調べるとこの草は、レンゲであった。どんどん芝生を覆ってきたんです。ちょうどソラマメやスナップエンドウに似てます。それもそのはずでマメ科と同じ分類です。つまり食べれるのかとか思ったけど、今まで食べたことないので不明ですが、日本ミツバチが、食事しているところを見たことがあるので、甘くておいしいイメージの草であるが、とりあえず庭の芝生から見ればただの侵略したことには違いはない。こいつらの除去方法は、芝生に生えたのを抜くには、根に沿って竪穴の棒を差し込むとズッボッとぬめることが分かったが、細かい地味な戦いとなる。

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こんな感じで抜けた意外と根がしっかりしている。この時期に少しでも花が咲いて種が飛ぶ前に撤去しないと、芝生の隙間で毎年子孫が生まれる。よく考えると不気味な血の固まりの様な色をした草よりはきれいだと思うがきれいな花を咲かす花や木は、人の性格やこんなタイプもあると感じた